2012年10月4日木曜日

初海峡越え

「私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行ないと真実をもって愛そうではありませんか。」 ヨハネの手紙第13章18節

あっという間に9月が終わった。
今は二週間前の暑さが嘘のように涼しい。というか、朝晩は寒い。
昨日初めてストーブをつけてしまった。

9月はピカリちゃんと二人でちょっとした冒険をした。
それは、二人でフェリーに乗って八戸のおじいちゃんおばあちゃんに会いに行くということ。

今年の夏は、旦那さんが7月末からずっと東京に行ったり来たりで夏休みも満足に取れず、ピカリちゃんをつれてお里帰りが出来なかった。このカワイイ盛りは戻ってこない。八戸の旦那さまのご両親は会いたいだろうに。と思っていたら、母に苫小牧まで送ってあげる〜。と言ってもらえたのもあり、ええい。この際二人で行ってしまえ〜。と決意した。

でも、フェリーのチケットを予約した後から、台風が近づいてきたり、周りの人にも乳飲み子を連れて一人で行くのは大変だよ。ご主人と一緒の時にしたら?とアドバイスを受けたり。旦那さんも二人だけで行かせるのは心配だというし。心が揺れた。

天候は大丈夫か?
ピカリちゃんが熱とかだしたらどうしよう。
3日間乗り越えられるのかな?
帰ってきてから仕事が始まるけど大丈夫かな?

不安が募る。

何度も旦那さんと相談して、直前になってやっぱり延期しよう!と言うことにり、旦那さん「僕が両親に話すから。」というところまで行った。

でも、あ〜。なんだか心もやもや〜〜。

本当にそれでいいんかい〜〜?
待ちに待ってる義両親の顔が目に浮かぶ。
そして、旦那さんが延期すると電話した時の落胆ぶりも....。

その時、ヨハネの手紙第13章18節が頭の中をよぎった。

そうだ!行かないで後悔するより、行って後悔したほうがよっぽど良い!
幸い、旦那さん忙しくて電話できなかったので、そのままレッツゴー。

かくしてピカリちゃん3ヶ月と29日で初海峡越え。

苫小牧まで両親+母の友人と一緒に1時間のドライブ。
ちょっとゆとりのある時間帯についてのんびりしていたら、なんと乗船がギリギリセーフ。だってフェリー乗り場から船までの通路がこんなに長いなんて知らなかったん。
最後はピカリを抱えてダッシュ!私たちが乗ったら扉が閉まる。
危ない危ない。
お部屋のソファーに座ってパチリ
部屋は4人部屋をピカリと二人で占領。個室だから泣いても平気。授乳も楽々。
二人でベットにゴロゴロして時間が過ぎて行く。

ベットの上でご機嫌なピカリ
この時わたしは船酔い絶好調。
二日目の朝おじいちゃんとおばあちゃんと楽しく遊ぶ
99歳のひいおばあちゃんコンニチハ


八戸に到着したのは18:00。
その日は、祝日ともあって、旦那さんの弟さんと妹さん家族がピカリちゃんに会いにきてくれた。でも、すでにピカリちゃんおネムの時間。到着後すぐに弟さんにはかろうじて抱っこしてもらえたけど、ほかのお方達はピカリちゃんは寝顔でコンニチハ。

義母の本家の叔父さんと伯母さん
翌日は、人見知りが若干始まっているピカリは知らない土地で完全に抱っこちゃん状態。ちょっと置こうとしただけでギャオ〜〜ン。34℃の気温のなかずっとだっこ。お風呂に入れたらすごい汗疹だった。わたしの手にも漆でかぶれたような汗疹の固まりが。(汗)

二日目は、早朝からピカリちゃん絶好調。とてもご機嫌でおじいちゃんおばあちゃんと沢山遊ぶ。
そう。これが一番の目的なのです。
ありがとうよピカリ。

そして、だんだん慣れてきたので、午後は義父方の本家にご挨拶。
99歳のひいおばあちゃんに会った。
泣くかと思ったら、ひいおばあちゃんに抱っこされてもニコニコ。

そして、その後は、義母の本家へ。
ここでもピカリ笑顔を振りまく。
ピカリよ君は芸能人かい。

三日目は、二日目からピカリもわたしも暑さと疲れで風邪を引いたので無理はしないでゆっくりとすることに。初めて小児かなる物に行った。

朝方などは、鼻づまりで眠れなくなっているので、初めて、ピカリの鼻水を吸った。吸われるのが嫌らしくて大泣きした。大泣きしたおかげで一杯鼻水がでてそれを全部吸い出したので鼻の通りが良くなった。3〜4回吸ったけど、2回目ぐらいでオエ〜っとなった。こんなことが出来るなんてすごいな〜と自分ながら思う。母に少しずつなってるってことかな。

 あっという間の3日間が過ぎ札幌へ。
苫小牧に到着
帰りの船は今年就航したばかりのシルバープリンセス。お部屋もきれい。トイレもベビーシートとかおむつ替えの台もあるし。ベビールームまである。
海も穏やかで揺れないし。心配していた船酔いもしなかった。

潮の流れのためか行きよりも1時間以上早く着いた。
ピカリがずっと寝てたのもあって本当にあっという間だった。

すごく暑くて、風邪も引いて疲れたけど、やっぱり行ってよかった。

一緒に行ってくれてありがとうよピカリどん。

え、その後の体調ですか?翌日もう一回小児科に行ってわたしも薬をもらいましたよ〜。

でも、もう二人とも元気元気。

さて、今度八戸に行けるのはいつかな〜。

f.