昨日は、5年近くぶりに会う友人が来た。
沢山のことを止めどもなく話した。
会わない間に、彼女は2年間で大きな手術を3回。そのうち2回は死ぬ目にあっていた。
その他にも今まで聞いたことなかったいろいろな話。
彼女は優しい穏やかな語調で、思いもつかないほどの過酷な経験を普通のことのように話してくれた。
望んでいても得られない人、そんなに望んでいなくても与えられる人もいる。
わたしがこの年で、ピカリを授かったのは、はかりしれない恵みなのだと改めて思わされる。
彼女が帰る前に、ピカリを抱いてもらった。
人見知りが終わりかけとはいえ、他の人に抱かれるのはなかなか難しいピカリは、この時は全然泣かず、ニコニコしていた。
人見知りが終わりかけとはいえ、他の人に抱かれるのはなかなか難しいピカリは、この時は全然泣かず、ニコニコしていた。
ピカリを抱いている彼女から、優しさと切なさが同時に溢れていた。
別れた後、なんだか良いようものない思いで胸がいっぱいになった。
言葉にならない祈りが溢れた。
f.